ダイトーグループとは?~第二章 ダイトーグループの事業概要~

こんにちは!

本日は、ダイトーグループの事業概要について取り上げてみます。

読者の皆様はダイトーグループが行なっている事業についてどのようなイメージを持たれていますか?

健康・美容に関連した商品を製造・販売しているということまでは把握している人も多いかと思いますが、詳しい事業内容を知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は第二章ということでダイトーグループの事業概要を徹底的に掘り下げてご紹介していきます。

ビジネスモデルが似ている競合他社との比較も行なっているので、他社とどのような違いがあるのか、また他社と比較した時の優位性や今後の将来性についても知ることができます。

ぜひダイトーグループと他社とはどのような違いがあるのか調べたいという方は、参考にしてみてください。

ダイトーグループってどんな会社なのか、第一章までのまとめ

では、第一章までの概要をご紹介していきましょう。

第一章では、ダイトーグループがどのような会社なのか、歴史や沿革、経営理念などについて解説しています。

歴史に関しては、元々ダイトーグループは大藤産業株式会社として不動産業を中心に担っていましたが、健康志向ブームなどの時代背景があったことから健康関連商品に着目し、大藤産業株式会社から商社部門を分社して2002年に株式会社ダイトーグループ本社が設立されたと考えられます。

 

ダイトーグループでは現在のビジネスモデルとして他の企業ではなかなか見られないようなビジネスモデルを採用しています。

これに至る経緯として、消費者の健康と幸せに寄り添えるよう近い立場からサポートできるように、各地に点在するグループ販売会社を通じて商品を販売していると言えます。

小売やネット販売ではなかなか企画・製造を行う企業と消費者の間が広がっていて、本当に求めているものや声が届きにくい状態です。

しかし、ダイトーグループでは消費者の声を直接聞けるだけではなく、商品の良さも一緒に伝えることができるのです。

ダイトーグループは人の健康と幸せを守るためのより良い商品づくりを目指しています。

これは、大藤産業株式会社から分社した頃から変わらないものであり、常にその目標に向かって突き進んでいます。

ダイトーグループの事業概要、ビジネスモデル、特徴など

ダイトーグループの事業内容を簡単に説明すると、磁気治療器をはじめ、健康と美容に関するオリジナル商品の企画から販売までを一貫して行っています。

本社では商品開発をメインに、営業を行うグループへの商品を供給、自社の人材育成、さらにお客様相談室での対応が主な事業内容です。

この項目ではダイトーグループの事業概要についてご説明しましょう。

商品企画・開発について

ダイトーグループの本社では自社のオリジナル商品企画開発を行われており、グループ会社のダイナメカ株式会社では、ダイトーグループ向けの新商品開発が行われています。

企画開発とは、新しい商品のサービスのイメージ探しからはじまり、具体的にどのような商品やサービスを世に送り出すのか実現までのプロセスを企画する事業です。

業務は多岐に渡り、さらに社内各部門と連携や調整が必要なので、バランス感覚が重要となってくるでしょう。

詳しい企画開発の流れ

簡単に企画開発の業務を説明しましたが、ここからはダイトーグループの企画開発の流れをもっと詳しくご説明しましょう。

企画開発のサイクルについて

商品の企画開発は新しい商品の開発だけではなく、既存の商品を改善する開発も行われます。

開発サイクルは新商品か既存商品の改善かによっても異なりますが、短くて数ヶ月、長くて数年から数十年となるようです。

情報収集

新しい商品の企画や既存商品の改善をする上で情報収集は欠かせません。

日本や世界の商品や顧客アンケート、街中の情報など様々な情報からアイデアが生み出されています。

特に消費者の意見はもっとも重要であり、ダイトーグループでは顧客アンケートや販売会に参加したお客様からの意見は細かくメモし、企画開発にフル活用し、お客様のニーズに合った商品企画を実現しています。

コンセプトの立案

商品を形あるものにするためにコンセプトを決めます。

他に類似している商品がないか、競合商品との差別化ができるのか、ターゲットに訴求できるのか、適正な価格で提供できるかなど分析します。

商品アイデアは1つではなく幾多にも上るので、分析を通じて有望なものに絞り込んでいくのです。

既存商品の場合は集めた情報から課題を見つけ、改善ポイントを練ります。

そして、具体的なコンセプトと仕様を決めて、その内容で企画書をつくります。

プレゼンテーション

商品のコンセプトが決まったからと必ず商品化できるわけではなく、社内で賛同を得なければなりません。

商品の潜在ニーズ、製造や販売コストを算出して、シミュレーションを立てた上で社内プレゼンを行います。

厳しい意見や質問が飛び交いますが、ここで認められれば商品化に近付きます。

開発・製造部門との調整

商品の試作品をつくりだすと当時に、実際に製造する時のスケジュールや予算の調節を開発・製造部門と調整します。

ダイトーグループはグループ会社としっかり連携をとっているため、効率良く製造を行っているようです。

試作品も評価から試行錯誤を繰り返して高品質な商品に仕上げ、仕様や品質の基準をクリアすることで本格的な製造が始まります。

販売戦略

新商品を並べただけで売れることはないので、どう売りだすか戦略を練るのも本社の役割です。

ダイトーグループの場合は各地のグループ会社に商品を供給し、どんな販売方法がいいか提案します。

また、グループ会社も本社の方針と独自の工夫を取り入れて、個性的な営業を行っています。

商品供給と販売営業

完成した新商品や改善された商品は本社やグループ企業の札幌支店、日本モクサー株式会社、株式会社ヘルスプランを通じて、ダイトーウイングなどの自社の販売会社に供給されます。

各地域の販売会社は本社の方針に合わせて企画をし、会場決めや準備、広告作成、集客など販売営業にて消費者の元に商品を届けています。

人材育成

人の健康と美容に関する商品を提供している企業なので、安心して商品を利用してもらえるよう、まずは自分たちが適切な知識を得なければならないと考えています。

実際に自社商品の仕様や特徴だけではなく、なぜその仕様に効果があるのか根拠を正確に伝えられなければ商品の良さを理解してもらえません。

そのため、定期的に研修会を開いており、また部門に関わらずグループを組んでの研修会を行っています。

著名の医師や医療や経営、営業など様々な分野の専門家を招き、専門家や社員同士で討論を交わし、知識やチームワークを高めているようです。

また、社内商品をもっと理解して営業に活かす研修も行い、その経験も新しい商品開発や商品改善に活かされています。

ダイトーグループとビジネスモデルが似ている競合他社

ダイトーグループの事業概要についてご説明しましたが、ビジネスモデルを簡単に説明すると、商品の開発や試作、製造から販売会社までの供給、卸売はせずに自社の販売会社を通じて販売を行う方針と分かりました。

健康や美容に関する自社商品を製造販売する競合他社はいくつもありますが、ダイトーグループとはどんな違いがあるのでしょうか?

ビジネスモデルが似ている競合他社をいくつかご紹介します。

ソーケンメディカル

ソーケンメディカルは東京都に本社のある磁気治療器の販売を行っている企業です。

こちらは磁気治療機器のみを取り扱っており、商品の幅はダイトーグループの方が広いと言えます。

ソーケンメディカル自体は楽天市場にある自社のウェブショップから商品を販売しており、企画製造は創業会社の株式会社創建が行っているようです。

他にもマグネセラピーサロンの店舗経営や医院、整骨院、鍼灸院のコンサルタント事業を展開しています。

ダイトーグループでも本社でコンサルタントを行っていますが、これはダイトーグループ向けなので、ソーケンメディカルのコンサルタント事業とは異なります。

ホーコーエン

こちらは医療機器の製造と販売を主な事業としており、他にも医療機器メーカーや健康機器販売会社向けのOEM製造にも力を入れている企業です。

主なオリジナル商品はダイトーグループと同じ磁気治療器になりますが、OEM製品では赤外線を用いた健康グッズや、ブレスレットやピアスといったアクセサリーの製造も行っています。

OEM商品の製造によりラインナップの幅はダイトーグループと同じく広いものの、サプリメントや日用雑貨の製造は少ない印象です。

本社に製造工場があるので、そこで企画開発された商品やOEM製品を製造し、自社のショップや依頼元の企業・販売ショップに支給される流れとなっています。

基本的に自社商品は自社の支店やショップで売られ、関東中心に製品を体験できる施設を設けているのが特徴的です。

株式会社MTG

株式会社MTGは美容器や化粧品、医療部外品、フィットネス機器の企画・製造を行う企業です。

こちらの企業は健康・美容・リラクゼーションに関するブランドや商品の企画をメインにした企業なので、販売は基本的にビジネスモデルに含まれていません。

この点はダイトーグループとは大きな違いがあります。

製造に関しては資材料の判断や仕入れ先の選定、発注、そして委託工場との調整が事業内容のようです。
自社に工場がないためファブレス経営に当てはまります。

製造に協力している工場は50社にのぼり、日本国内だけではなく国外にも依頼しているためグローバルな働くことができるでしょう。

ダイトーグループの競合他社と比較したときの優位性、今後の将来性

ダイトーグループと同じような事業やビジネスモデルの競合他社は数多くありましたが、比較するとそれぞれ異なる特徴もあります。

では、競合他社を比較した時、ダイトーグループにはどんな優位性や将来性があるのでしょうか?

通常のビジネスモデル

健康や美容に関する製品に限定しませんが、一般的に商品の生産は企業が企画開発を行い、商品化が決定すると工場で生産され、自社のショップや代理店、商品販売会社、通販会社などに渡り、お店や通販サイトを見た消費者が購入する流れとなっています。

製造に関しては自社で工場を持つ企業も多く、競合他社でもその傾向がみられました。

しかし、全ての企業が自社工場を持てるわけではなく、またあえて委託製造を行う企業もあります。

自社工場を持たない経営をファブレス経営と呼びますが、大きなメリットは工場の維持費を必要としないため、小さな企業も産業に参入しやすいところでしょう。

ダイトーグループは企画開発と販売をメインにしているため、オリジナル商品は基本的に工場に外注して製造が行われています。

ファブレス経営に潜むメリット

ダイトーグループが行うファブレス経営は具体的にどんなメリットがあるのか、もう少し詳しくご紹介します。

大規模な設備投資がいらない

工場を建てたり、グループ会社として買収したりするためには、莫大な設備投資が必要です。

さらに、工場経営には人件費や設備の維持費もコストとして発生します。

外部に生産を委託すれば、生産に関連した資金の固定化を回避できるので、コストに関わるリスクを最小限に抑えることが可能です。

企画開発、研究に経営資源をあてられる

工場の維持費や人件費をカットすれば、その分を商品の企画開発や研究に割り当てることができます。

企画開発や研究に集中させることで自社ブランドを強化させることや、商品の付加価値を高めることができるので、競合他社との差別化を図ることが可能です。

ダイトーグループは健康を通じて幸せの輪を広げることを経営方針に掲げており、商品開発と人材教育に経営資源を多く割り当て、高品質な商品とサービスの提供を実現しています。

商品に適した工場を選べる

製造の外注では、商品の特徴や納期、納品数に応じて委託する工場を選択できるメリットがあります。

商品に応じて委託先が選べば合理的な生産が行えます。

市場の変化に対応

市場のニーズに応じて生産の調整や事業規模を拡大もしくは縮小させる必要があるので、自社よりも外注の方が調整しやすく、柔軟に対応できることもメリットです。

医療や美容系の商品はニーズが変わりやすいので、ニーズが急激に下がった時はコストを抑えて撤退することもできます。

撤退のコストを抑えることができれば、経営や企画開発にかけるコストに大きな支障を与える確率は低いでしょう。

ショップの維持コストも少ない

ダイトーグループの大きな特徴といえば、販売方法でしょう。

通常はドラッグストアやスーパー、専門店、通販会社に商品を提供する卸売となっています。

上記でまとめた企業もほとんどは自社のショップや通販サイト、または他の販売店や企業に卸売していました。

ダイトーグループでは各地方に実店舗があるのではなく、一部エリアに販売会社を設け、基本的に対応エリアに別途の会場を設置して営業活動を行っています。

会場の準備にはコストがかかりますが、基本的にエリアの販売会社だけの維持となるので、実店舗の維持費がかかりにくい強みがあります。

また、商品の営業ではテレビや通販番組など余計な広告は出さず、販売会社がそれぞれ広告製作や集客を行い商品をアピールしているので、広告費もあまりかけていません。

広告費や実店舗の維持費をカットすれば経営資源を大幅に抑えられるので、その分企画製造にコストをかけることができます。

この点は自社工場を持たないファブレス経営と少し似たメリットでしょう。

移動型店舗に近いので、動かない店舗よりも広範囲の人々に商品や企業をプロモーションすることも難しくありません。

実物を見てもらったり、体験してもらったりできるので、消費者も商品に親しみを感じ、不透明さがなくなることから購入意欲につながる強みと考えます。

①~④までを総括

ここまでダイトーグループの歴史や経営理念、設立に至った時代背景などを考察してきました。

大藤産業株式会社は不動産賃貸業などを中心に事業展開していましたが、事業を広げていく中で、分社を行なった方が専門性の高い営業ができるのではないかと考え、大藤産業株式会社からダイトーグループ本社が分社したのではないかと考えられます。

ダイトーグループでは健康関連商品の販売するにあたって身体的な疲労や症状などの改善を、そして大藤産業株式会社では旅館やホテル運営により心を癒やす至福のひと時が過ごせるということで、大藤産業株式会社とダイトーグループの経営理念などは異なっているものの、同じグループ会社として「人のために尽くすこと」「人々の健康を様々な観点から守っていくこと」を目的としていることは変わらないと言えるでしょう。

また、ダイトーグループの独自の販売方法は、消費者と製造販売している企業との距離がぐっと近くなっており、消費者の声がより届きやすく商品に反映されやすい環境を作り出しています。

これは、消費者にとっても「もっとこういう機能があればいいのに」「もっとこうした方がいい」などの希望がスタッフに届きやすく、それが形となる可能性が高いというメリットがあると言えます。

反対に、会社側にとってもこうした意見を取り入れることでより良い商品の開発、さらに顧客との信頼関係を築くことができるので、両者にとってメリットのある販売方法でもあるのです。

しかし、最初は警戒してしまい怪しいと感じてしまう消費者も中にはいらっしゃるかもしれません。

熱を入れて説明するスタッフを見て、押し売りされているのでは?と思ってしまう方もいるのではないでしょうか。

しかし、自社の商品に対して熱い思いを持っており、色んな人に使ってもらいたいという気持ちがあるからこそ、熱が入ってしまうのです。

もちろん押し売りは一切行われていないので安心できます。

ダイトーグループの販売方式は、メリット・デメリットはあるものの、確実にダイトーグループの強みとなっていると考えられます。

今後も現在のビジネスモデルをさらに構築していくことでしょう。

ダイトーグループは人々の健康と幸せを願っている会社でもあります。

そんなダイトーグループの商品以外にも歴史や経営理念などに興味を持ってみてはいかがでしょうか?

今後も人の健康と幸せに寄り添った活動をしていくことでしょう。

ぜひ今後のダイトーグループの取り組みについても注目してみてください。