ベンチャー企業

日本の通信教育を支える株式会社ベネッセコーポレーション

※本メディアはアフィリエイト等の広告を活用して記事を掲載していることがあります。本記事は企業へ取材を依頼し、取材費または試供品等をいただき記事を掲載しています。


こんにちは!

今回は通信教育事業が有名な「株式会社ベネッセコーポレーション」についてまとめました。

株式会社ベネッセコーポレーションといえば、勉強教材専門というイメージがあるかもしれませんが、他にも育児、生活、語学・グローバル人材教育、シニア・介護など、幅広い分野を学ぶことができるのです。

 

ベネッセの概要・歴史

株式会社ベネッセコーポレーションは、ベネッセグループにおいて主に教育・生活事業を展開している企業です。

ベネッセコーポレーションの会社概要をご紹介します。ベネッセコーポレーションは1955年1月28日に創業されました。本社は岡山県岡山市北区にあります。

株式会社ベネッセコーポレーションの沿革は「株式会社福武書店」が始まりです。「株式会社福武書店」は、中学向けの図書や生徒手帳等の発行をする企業でした。「株式会社福武書店」は残念ながら現金が回収できずに黒字倒産してしまいました。

このような苦い歴史があり、二度と倒産させないという強い思いから、株式会社ベネッセコーポレーションは、「現金主義」「無在庫経営」「継続ビジネス」を徹底しています。1990年代には少子化や高齢化の時代を見据えて、教育以外にも介護や育児雑誌の創刊などを行い、事業を多角化しています。

 

ベネッセの強みは?

ベネッセコーポレーションは、ベネッセグループの中で主に教育と生活事業を担う企業です。

教育事業はベネッセの原点ともいえる事業で、家庭教育と学校教育を支えています。事業内容は幼児対象の「こどもちゃれんじ」や小学生から高校生を対象とした「進研ゼミ」などの提供です。

「こどもちゃれんじ」は、しまじろうと一緒に豊かな体験を育む0~6歳向け幼児教育教材です。幼児とその親に絶大な人気があります。しまじろうはテレビ東京でアニメ化されるほど人気になりました。子供の知育向けのキャラクターで、子供はしまじろうをみていると、自然と「お友達と仲良くしよう」「お家に帰ったら手を洗おう」などの親が子供に教えたいことを学ぶことができるようです。

「進研ゼミ」は小学生から高校生を対象にした通信教育です。赤ペン先生が採点をしてくれるので、勉強が独りよがりにならずに、誰かと一緒に勉強している感覚になり、やる気に繋がります。そのほか、学校向け学習事業では、「進研模試」や進路支援教材「スタディ・サポート」などを提供することで、学校外教育や学校の教師などの支援も行っています。

生活事業では、女性とその家族に寄り添い、コミュニケーションをしながら、商品やサービスを提供しています。企業と消費者の双方間コミュニケーションを心がけて作られたのは、「たまひよクラブ」や『サンキュ!』といった雑誌事業です。

「たまひよクラブ」は妊娠中の女性や赤ちゃんを育てている女性をターゲットにした育児雑誌です。今は「ワンオペ育児」という言葉が流行っていますが、ご主人や実家に頼ることができずに一人で子育てをしている気分になる女性は「たまひよクラブ」を読むと息抜きになるのではないかと思います。

「育児とはこうあるべき」というような押し付けるスタンスの雑誌ではなく、「こういう方法もありますよ」「私の場合はこうしてますよ」というようなスタンスで育児に触れています。ベネッセコーポレーションが、読者の気持ちに寄り添って雑誌を作っているのが伺えます。

他にも、『ウィメンズパーク』などのwebコンテンツ、『すっく』などの通信販売事業があります。家庭や学校教育など幅広い教育を支えているのがベネッセコーポレーションの強みです。

 

採用に関する評判は?

ベネッセコーポレーションで働いている社員のからの評判を知るために口コミをご紹介します。働く環境としては次のような評価がありました。

ベネッセコーポレーションでは評価を決める時には細かく面談などをして行われるため、程度にもよりますが、一つのミスでものすごく評価が下がるという待遇を受けることは少ない印象です。

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評価の際は結果だけではなく面談等も含めて判断されるということでした。一つのミスで評価が下がるという環境は仕事をする際のスピードが下がることもありますが、このような環境であれば慎重に行うという姿勢は必要なものの積極的に仕事をすることができるでしょう。

次に社員教育に関しての評価をご紹介します。

毎年一定額までは能力開発としてベネッセコーポレーションから補助がされる制度があります。基準を満たせば外部の研修を受けても補助対象となることもあり、補助してもらえるため積極的に勉強できる環境です。

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基準はあるものの、内部研修だけではなく外部の研修も会社の補助で受けられるというのは魅力的です。お金がないから学べないというのは非常に残念なことですが、このような制度があればスキルアップしていけます。

教育以外にも労働環境に関する口コミは次のようなものがありました。

やるべき仕事の量は変わらないのに時間だけを削減させようとしていて無理が生じています。時間だけの削減では当然仕事は終わらず自宅に持ち帰ることになっています。サービス残業となっていても管理職も同じように仕事を持ち換えているためおかしいと思っても声をあげにくい環境です。どうせ残業するのであれば、職場で働いて残業代をもらいたいです。

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やるべき仕事の量は変わらないというのに、時間の削減を求められているということでした。持ち帰らなければ終わらない業務量というのは改善が求められるところでしょう。

残業代については次のような評判もあったため部門によるようです。

大手企業ということもあり予算や制作数の規模感が大きく、作りたい企画を具現化できる環境にあります。今まで築いてきたコネクションもしっかりとしていて、対外的な信頼も厚いのではないでしょうか。仕事は月によっては業務量が非常に多い月もありましたが残業代はしっかりと出るので、かなり忙しかった月の月給は入社二年目でも結構な額になりました。

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ベネッセコーポレーションは大手企業ということもあり、一つの企画に与えられる予算が大きいということでした。大きな金額を動かす責任を伴うことにはなりますが、やりたい企画を実現しやすい環境というのは魅力です。

 

商品に関する評判は?

ベネッセコーポレーションの中核事業は教育事業です。中でも特に人気を誇る「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」の口コミをご紹介します。

毎月エデュトイというおもちゃと絵本、DVDが届きます。おもちゃは子供の怪我の心配のない作りで誤飲の心配があるようなパーツもありません。親である私が選んだおもちゃだと興味を持ってくれなかったこともありますが、発達の目安に合ったおもちゃになっているので楽しそうに遊んでくれます。

毎月届くおもちゃは頑丈で壊れにくそうな作りなので安心して子供に渡すことができました。絵本も手をきることのなさそうな厚めな紙でできていました心配することなく楽しむことができました。安心して渡せるので内容もしっかり覚えてきています。色々な内容の絵本が届きますが、最近は出てくる絵などを指さして教えてくれるようになりました。

絵本選びやおもちゃ選びに悩むことなく、おもちゃ屋さんでおもちゃを買ってきてあげるよりも安く楽しませてあげることができました。保護者向けの子育て情報の冊子もついていて育児で知らないこともしれたので助かりました。

塾に通わせてかかる費用を考えると安く抑えることができるので、低学年の間はこれだけで十分だと思える内容です。通信なので塾のように通塾の必要なく、子供のタイミングや体調に合わせて学習できるので効率よく勉強できています。アプリも用意されているため息抜きしながら学べるのも良いです。

塾のように時間の縛りがないので子供がやる気になったときにできるのが良いところです。採点などもしてもらえるので親の負担が少ないのも魅力でしょう。

ポイントに応じてプレゼントがあるのが良いです。やはりプレゼントというと子供のやる気を引き出してくれます。今選べるプレゼントだと欲しいものが限られてしまうため、プレゼントの選択肢がもう少し増えると嬉しいです。

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ベネッセコーポレーションの商品やサービスについては、上記6件の口コミをご紹介しました。

未就学児向けの「こどもちゃれんじ」では、子供が手にしても安心なおもちゃが良い評価を得ていました。長年教育にかかわってきた企業ということもあり、安全性をきちんと考慮した学べる遊びを提供してもらえるということです。

小学生以上の学習教材進研ゼミでは、内容がしっかりしているので塾に行かなくてもこれだけで十分という良い評価が多かったです。

教育について商品やサービスを提供してきたベネッセコーポレーションの教材は、通塾にかかる費用や時間など保護者と子供の負担を減らしてくれるものということでしょう。

 

まとめ

働く環境としてのベネッセコーポレーションの評判や、ベネッセコーポレーションの提供する商品に関する口コミをご紹介しました。それでは、ご紹介した内容をまとめます。

ベネッセコーポレーションは大手企業ということもあり、動くお金が大きく、大きな責任を伴います。大きな予算を与えてもらえているため、ある程度自由に仕事を行える環境があります。責任はありますが、仕事は楽しいという意見が多くみられました。

大きな仕事に関わるのは、やりがいを感じる反面、ハードワークとなりがちです。それに見合った残業代はしっかりともらえるという声がある一方で、残業時間の削減を求められている部門もあります。残業時間の削減を求められている部門では、仕事を家に持ち帰っている人も中にはいるようです。これは会社として改善しなくてはいけないでしょう。

商品やサービスに関する評価は概ね良いものが多いです。やはり教育に長く関わってきた歴史の積み重ねで、良い商品を提供できているのでしょう。

学習教材は、子供より保護者から良い評価を得ないといけないわけです。保護者はときに厳しく評価を下しますが、ベネッセコーポレーションの商品に対しては、概ね良い評判ばかりでした。「塾に通うよりも費用や時間がかからずに良い」と選ばれていました。

通信教育の他にも育児や生活雑誌の他、Webコンテンツなども扱っているため、教育以外の面でも人々の生活を支えるサービスや商品の提供を行っていき、人々の生活を支えています。少子高齢化の社会になってきた時代を背景に事業を多角化していますが、中核事業である教育事業はこれからも安全で安心できる教材を提供してくれることでしょう。