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昭和20年創業 戦後の日本文学を支えた「角川出版」(株式会社KADOKAWA)

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みなさん、こんにちは。わたしのサイトを訪問してくださり、ありがとうございます。今回は、角川出版の運営会社である「株式会社KADOKAWA」についてまとめました。株式会社KADOKAWAは、昭和20年に創業した歴史ある文芸出版社です。

 

株式会社KADOKAWA の会社概要

株式会社KADOKAWAは、文学全集や国語辞典、教科書など幅広く出版物を手掛けている大手出版社です。出版物だけでなく、映画、映像・音楽ソフト、グッズ、ウェブサイトなどの幅広いジャンルを運営しています。昭和20年に創業した歴史ある会社であり、戦後の日本文学を支えた歴史があります

昭和50年代からは、角川文庫を原作とした角川映画を制作しヒット作品を次々と発表しています。平成になるとコンテンツのマルチメディア展開やIT事業にも積極的に乗り出します。平成7年に創立50周年を迎え、本社ビルが完成し本社機能を移転統合しました。その後は、子会社を吸収合併したり、グローバル市場への進出を果たしたりとさらなる成長を目指しました。平成25年には、株式会社KADOKAWAに商号を変更し、新生KADOKAWAがスタートしました。

 

株式会社KADOKAWA の事業内容・強みは?

株式会社KADOKAWAの事業内容は、角川文庫や角川映画、雑誌にゲームと多岐にわたります。ネットサービスやアニメの分野でも活躍しています。出版はもちろん様々な分野で成果を上げていることが強みです。最近では、活動内容をさらに広げキャラクターグッズ販売やアニメストア、小説投稿サイトなどのネットサービスにも力を入れています。電子書籍分野も事業内として強化しており相互に良い影響を与えながら事業内容を拡大し続けています。さらなる強みとして多角的な事業展開に積極的に乗り出し、インバウンド事業や海外向けのグローバル事業などを手掛け、時代に即した事業展開をする実行力と成功のノウハウがあることが強みです。

 

株式会社KADOKAWA で働く人の口コミ

株式会社KADOKAWAは、幅広い事業を展開しており、出版業界がインターネットの進出によって低迷している中でも行政を伸ばし続けている一流企業です。角川出版で働きたいという人は大変多く、狭き門というイメージがありますが、知識と専門的な技術、角川出版に対する情熱がある人にとってはぜひとも挑戦したい企業です。

実際に働いている人の口コミから角川出版の評判を見ていきます。

・給与面では恵まれています。正社員は比較的少ないと思いますが、派遣社員がサポートをしてくれる形態なので負担感はありません。役職が付いている派遣社員の方もいて、派遣として働いても報酬は高い方だと思います。

・派遣社員から契約社員になりました。報酬は高いので割が良くやりがいもあります。賞与だけは、正社員とかなりの差がついています。正社員の方は、賞与も含めた報酬が高いので満足度が高い会社のようです。

・フレックス制で実働7時間なので時間の融通がきき働きやすい環境です。午前中から出勤してくる人もいますが、中には夕方になってから出勤している人もいるので、生活リズムが心配になります。

・時間の管理が難しい面があります。フレックス制なので出勤時刻にも退勤時刻にもルーズな雰囲気で残業代を請求しにくいところがあります。

角川出版は、コアタイムなしのフレックスタイム制をとっており、出勤や退勤時刻を自由に調整することができる部署もあるようです。プライベートや仕事のしやすさを考えて時間を組み立てることができるので続けやすい職場ということができますが、自分で時間の管理をする力と意志が必要なようです。給与面はよく、満足度が高い職場で、派遣社員や契約社員として働いている場合にも報酬は比較的よいという声がありました。

・昔は社員食堂がありましたがなくなりました。また、仮眠室やシャワー室も無くなってしまいましたが、会社に泊まることができなくなったのは良かったです。

・通常の会社にある福利厚生はしっかりあります。無料でWi-Fiが使えたり、本が読めたりするのは良い点です。大好きな本や映画を仕事にしながら、本やデジタルコンテンツに囲まれて勉強ができるので環境が良くやりがいもあります。

・有給休暇をとりやすく、自分で予定をしっかり立てておけば周りに迷惑をかけることもありません。

・周りに相談しやすい雰囲気の良い職場です。正社員の数が少ないので、教育がしっかりされていないこともあります。教えて欲しいのに、前任者のメモしかないということはよくあります。角川出版の福利厚生は一般的な水準で、有給休暇が取りやすく、雰囲気の良い職場環境のようです。本社が新社屋になってからは、社員食堂がなくなりかわりに休憩室ができました。

昔は社内に寝泊まりができるように、仮眠室やシャワー室がありましたが、現在ではなくなっているようです。このことからも、現在は勤務時間が大幅に削減され、働きやすい環境になったことがわかります。有給休暇も取得しやすく、給与も福利厚生も高水準であるようです。

 

株式会社KADOKAWA の商品・サービス系

角川出版は、人気の文庫本や雑誌などの書籍類、映画や電子書籍など幅広い商品をそろえている企業です。アニメ映画や大河ドラマなどヒット作品も多く、角川出版を知らない人を見つけることが大変なほど有名な企業でもあります。次は、角川出版の商品についての口コミから評判を検証していきます。

・昔から角川映画のファンで、最近ヒットしたアニメ映画ももちろん劇場で見ました。角川映画はもともとの原作が面白いのですが、映像化することでさらに面白くてはまり込んでしまう魅力があります。ちょっと切ない系の映画がおすすめです。

・角川文庫を読んで育ちました。角川文庫は、ストーリーが良くて映像が浮かんでくるような作品が多く、わくわくしながら読み進めることができるのでとても好きです。

・電子書籍を利用しています。簡単に角川出版の本などを購入できて、どこでも読むことができるのでとても便利です。

角川文庫を好きな人は、原作自体の面白さを高く評価している傾向があります。独自のレーベルを持つ出版社としての歴史があり、本の面白さを知っている出版社だからこそ他分野でもヒットを連発することができる基盤ができていることが人気の理由です。特にアニメ映画は、時代をとらえており映画作品の素晴らしさはもちろんですがテーマ音楽が大ヒットしたり、グッズが人気を集めていたりと多角的に戦略を練り、相乗効果で大きく売り上げを伸ばすことができました。テーマ音楽は、英語でもリリースし、映画とともに世界的なヒット作となっています。

・角川シネマによく行きます。便利な場所で最新作を見ることができるのでとても便利です。シートなどにもこだわりが感じられるので、角川シネマに行くことが多くなりました。

・昔の角川映画がDVD化されているので懐かしく、楽しんでいます。青春時代の思い出とともに映画の面白さにも気づくことができました。

・昔読んだ本を電子書籍で再び読んでいます。電子書籍はかさばらなくてとても良いので、本棚を占領していた昔の本を処分してすっきり暮らしながら、読書も楽しんでいます。

角川出版の強みである多角的な戦略や豊富なデジタルコンテンツなどを活用して角川シネマを展開したり、電子書籍やDVDで過去の作品を気軽に手に入れることができるようになりました。持っているコンテンツを有効利用し、お客様にも有効な手法で提供して喜ばれていることは角川出版の時代に合わせた展開が時代とぴったりと合った好例です。

 

まとめ

誰もが知っている有名企業である角川出版は、時代に合わせて進化し続けています。その努力の結果、出版社低迷と言われ売り上げを落としている会社が多い中、売り上げを大きく伸ばすことができています。

角川出版のファンという人は大変多く、書籍や雑誌、辞典度の出版物だけではなく、映画や音楽、グッズにITと幅広く事業を展開し相互に良い影響を与えているところが、角川出版が成功しているポイントです。時代を読み、対応していく先見性と実行力が角川出版の特徴かもしれません。

角川出版で働いている人からの口コミでは、やりがいがある仕事で報酬面も良く、満足度が高いことが分かります。角川出版が好きという人が集まっている職場で、社員同士の雰囲気も良く相談しながら業務を進めている人も多いようです。出版業界に興味がある人や角川作品に携わりたい人、メディアやアニメ、デジタルコンテンツへの興味や知識、技術がある人におすすめの職場です。正社員の数が比較的少ないようですが、派遣社員や契約社員がサポートをしてくれるので、負担は少なく快適に仕事をしているという口コミがありました。また、有給休暇が取りやすかったり、福利厚生がしっかりしているという口コミもありました。フレックスタイム制を導入しているため、子育てや介護をしている人でも自分で時間を調整しながら働き続けやすい職場でもありそうです。