フォーバルテレコムとNTTデータイントラマートの代理店管理システムについてまとめてみた

「CollaboOne」って知ってる?

2018年8月1日に、フォーバルテレコムとNTTデータイントラマートの協業で
「CollaboOne」というサービスを提供することが発表されました。

そもそも、CollaboOneとはどういったサービスなのでしょうか?

まずはサービス内容についてご紹介していきます。

■代理店ビジネスの仕組みと課題

CollaboOneを紹介していくにあたって、
まずは代理店ビジネスについて把握しておいた方が良いでしょう。

代理店ビジネスとは、企業本部が複数の代理店をまとめあげ、
販路拡大を目指すといったものです。

子会社ではなくあくまで代理店であるため、
企業本部にとっては外部パートナーと言える存在となります。

そのため本部と代理店は基本的に独立採算になり、
本部側もオフバランスで営業してもらえるということです。

子会社を作る場合は多額の固定費がかかってしまいますが、
代理店は成果報酬に値する変動費しか掛かりません。

また、代理店があることで企業本部に問い合わせなどが殺到することもなく、
顧客満足度を向上させることができます。

ただし、代理店ビジネスは必ずしも良い部分ばかりだというわけではありません。

企業本部はセキュリティやコンプライアンスの担保を行いつつ、
情報の共有・管理を徹底し、各種業務の手続きや
オペレーション改善などを行っていく必要があります。

こういった問題をクリアするためには地道な作業が必要です。

■CollaboOneとは?

CollaboOneは、上記の問題で挙げられた部分を素早く解消し、
働き方改革につなげるためのトータルソリューションです。

例えば、代理店ビジネスの中で必要な決済処理や課金、請求などの運用代行機能は、
簡単な入力だけで終わらせられるので、大きな時短につながります。

また、申込み受付管理や顧客契約管理など、代理店を管理するための機能も備わっており、
代理店ビジネスを行う企業本部にとっては利便性の高いソリューションであると言えます。

具体的にどのような機能があるのか、詳しくご紹介していきましょう。

・申込み受付管理
申込み受付管理は、代理店に申込みがあった際に受付管理を行ったり、
見込み顧客の取り込みから申込みから契約までの進捗管理、
業務プロセスの管理などを行うことができます。

・顧客・契約管理
顧客・契約管理では、コールセンターでの問い合わせ対応に関して、
顧客情報や契約情報を一元管理し、
コラボの進捗管理も簡単にチェックできるようになっています。

・代理店管理
代理店管理は、システム管理者がそれぞれの代理店の成績や管理し、
サービス提供業者と情報共有しやすくしたシステムです。
インセンティブ管理なども行えます。

・会員サイト
会員サイトはCollaboOneのオプションで付いているものです。
契約紹介や料金明細紹介、決済登録や変更、通知書の発行など、
会員サイトを運用する際に必要な事柄を提供してくれます。

・決済代行
クレジットカードやコンビニ、口座振替など、様々な種類の決済方法がありますが、
CollaboOneのオプションではこれらの決済代行を依頼することもできます。
決済代行は実際に時間のかかる作業ではあるので、利便性はかなり高いと言えるでしょう。

・課金・請求運用代行
課金・請求運用も、CollaboOneのオプションで利用できるサービスです。
課金計算や請求管理、入金管理などを行うことができます。

CollaboOneは代理店ビジネスのムダを排除し、
よりスピーディで効率的な業務を目指すためのシステムであることが分かります。

なぜ協業するにいたったのか

今回、なぜNTTデータ イントラマートとフォーバルテレコムは
協業することになったのでしょうか?

その理由として考えられるのは、それぞれの業務形態が関連しているという点です。

まず、NTTデータ イントラマートは自社が開発したパッケージ製品「イントラマート」の
販売や導入、教育、保守を行っているのですが、全国には特約店パートナー、
いわゆる代理店が150社以上存在し、そこを通じて販売されています。

代理店ビジネスを実際に行っているNTTデータ イントラマートだからこそ、
代理店ビジネスのムダを排除し、効率的な業務を目指したいと考えたのでしょう。

フォーバルテレコムは代理店ビジネスを行っているわけではないのですが、
事業でIT技術を活用した業務支援を実施しています。

例えば、ペーパーレス化を目指し、請求書や支払通知書などをWeb化させるサービス
「おまか請求」や、社外にいるにも関わらず内線を取ることができる「2waySmart」など、
IT技術を用いて企業の業務効率化をサポートするような事業展開を行っています。

NTTデータ イントラマートとフォーバルテレコムの2社が協業したことで、
新しい代理店ビジネスのシステムが開発されたのです。

「CollaboOne」が実現するメリットとは

CollaboOneを利用すると、企業側にどんなメリットを生むのでしょうか?

・顧客との関係を長期化させることができる
代理店ビジネスでは、顧客と長く付き合っていくということは非常に重要です。

CollaboOneでは顧客が以前契約した情報をサービスや製品単位で管理することができます。

カテゴリを細かく分類できるので、次に新しいサービスや製品を提供したいと考えた際に、
すぐその顧客情報を引き出すことが可能です。

また、対応履歴が残ることで担当者が変わってしまったり、
住所など契約情報の変更依頼があっても素早く対応することができます。

顧客向けの書類も作成してもらえるので、手間が掛かりません。

・企業本部と代理店の関係を強化できる
代理店が多いとどうしても情報共有が疎かになってしまい、
場合によっては管理しきれずに代理店との関係が崩れてしまう可能性があります。

CollaboOneはサービスや商品、成績、手数料などをまとめて管理でき、
さらに代理店の代理店である「三次代理店」などがある場合でも管理することは可能です。

このようなサービスから、情報共有や管理の手間を省くと共に、
企業本部と代理店でより強固な関係を築くことができるでしょう。

・煩わしい業務は任せて本業に集中できる
毎月の決済業務や請求業務はかなり煩わしい作業になります。

ただ、CollaboOneの場合オプションで代行を依頼できるので、
そんな面倒な作業からも解放されます。

作業から解放されればその分本業にも集中できるので、
細かい決済業務や請求業務に手間取ってしまい、
なかなか本業に注力できないという方におすすめのサービスです。

・営業活動での業務プロセスを見える化させる
これまではメールや手作業で行っていた、申込み受付から契約に至るまでの業務プロセスを、
全て見える化・自動化させ進捗状況がすぐに分かるようにできます。

企業本部としても進捗状況がすぐに確認できるので、便利な機能と言えます。

CollaboOneによって様々なメリットを得られるということが分かりました。

代理店ビジネスをより効率良く運用していきたいなら、
CollaboOneはとても便利なサービスです。

最後に


NTTデータ イントラマートとフォーバルテレコムが協業して開発した「CollaboOne」は、
実際に代理店ビジネスを展開するNTTデータ イントラマートと、
業務効率化におけるソリューション開発に力を入れる
フォーバルテレコムだからこそできたサービスだと言えます。

今後、両社は代理店業務システムを構築するために、
機能群を一つひとつ部品化し、提供することも視野に入れているようです。

代理店ビジネスを提供している企業は分野問わず多く存在しているので、
CollaboOneの提供により多くの企業本部・代理店の業務効率化に
つながっていくのではないでしょうか?

将来性のあるサービスでもあるので、ぜひ活用してみましょう。