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大学経営って儲かる?!噂の日本大学事業部の実態とは?!

株式会社日本大学事業部は、大学経営の一端を担っています。直接大学の経営を行っているわけではなく、施設などの管理や学生のサポートといった事業を行っています。また、大学の収入源を確保するために間接的に関わっている会社だと考えることもできるでしょう。

今回は、大学経営とはそもそもどのようなことをするのか、有名大学の経営実態はどうなっているのか、株式会社日本大学事業部の実態と利益、経営に強い大学と学生のメリット、大学の役割と使命について紹介していきます。

日大事業部や大学経営に関心がある人は、ぜひ目を通してみてください。

大学経営って何をするの?


大学経営は、多くの教職員によって行われています。まずは、大学経営について知るために、大学職員の仕事や主な組織について見ていきましょう。

大学職員の仕事

大学職員の仕事が、大学によって大きく異なります。

産学共同研究や共同開発を行っている大学の場合は、特許関連の業務もあるため機密事項を取り扱わなければいけない仕事もあります。もちろん、学生募集や教務関連業務も行わなければいけません。

さらに、研究費や企業助成金を多く獲得している研究室の秘書業務を行う大学もあります。しかしこれらは、特殊な環境とも言える医学系や理学系の学科を持つ大学の場合です。

一般的な文系の大学であれば、特許関連の業務や研究室の秘書業務がないという大学も多く見られます。

大学を支えている主な組織

教務課

教務課は、興味に関する業務全般や教育支援業務(履修や単位の管理など)を行っています

学生課

学生課は、学生相談事務室を開設し、学生生活全般のサポートや学内行事に関する業務などを行います。

社会連携課

社会連携課では、産学連携機能や地域連携機能、地域企業連携、人材交流機能推進業務を主に行っています。

施設課

施設課では、大学の施設の関する維持管理業務や体育館の維持管理業務などを行っています。

この他にも大学には様々な組織があり、大学経営を支えているのです。

その他有名大学の経営実態

大学経営に関心がある人の中には、有名大学の経営実態について知りたいと思っている人もいるでしょう。そこで続いては、その他有名大学の経営実態についてみていきます。

上智学院

上智学院は、上智大学を運営している学校法人です。2016年に神奈川県にある栄光学園中高や兵庫県にある甲学院中高などのイエズス会系の学校法人と合併しました。

それによって、大きな寄付金が計上されたため、経常収支差額が大きくなっています。特殊な要因で経常収支が大きくなったり、マイナスになってしまったりする可能性はどの大学にもあり得ます。

上智学院の場合は、経常収支が大きくなっただけではなく、きちんとそれを教育や研究に活かしている大学だと考えられているため、経営も安定していると考えられるでしょう。

近畿大学

近畿大学は、医学部を有している学校法人です。建学の精神として「実学教育」を謳っています。

経営面も安定しているため、きちんと成果を出している大学でしょう。

三幸学園

三幸学園は、東京未来大学などを運営しています。経常収支差額比率が比較的高く維持しています。高い収益を得ていることから、安定した経営を継続できていると言えるでしょう。

日本大学事業部の実態と利益


日大事業部の実態について知りたいと思っている人もいるでしょうが、その実態は一般企業と比べてみるとはっきりと分かっていません。経理や取引に関して不透明ではないかという指摘もあります。また、経営自体が順調なのか疑問に感じている人もいます。

しかし、そんな日大事業部は2017年12月期の決算で69億円もの売上を出しているのです。2017年には、4億円も日本大学に寄付していて、純利益はおよそ5,400万円となっています。

では、2017年~2019年までの純利益や総資産についてみていきましょう。

2017年度

  • 純利益:5,397万6,000円
  • 総資産:11億9,787万7,000円
  • 利益剰余金:1億2,657万7,000円

2018年度

  • 純利益:1億568万3,000円
  • 総資産:19億2,097万2,000円
  • 利益剰余金:2億3,226万1,000円

2019年度

  • 純利益:9,659万4,000円
  • 総資産:15億5,778万1,000円
  • 利益剰余金:3億2,885万6,000円

2017年~2019年までの純利益や総資産はこのようになっています。2019年には純利益と総資産が少し下がっていますが、赤字になっているわけではありません。

はっきりとした売上がどのくらいなのかは明確になっていませんが、収益をきちんと確保できていて、安定した経営ができているのではないかと考えられます。

経営に強い大学と学生のメリット

大学が経営をきちんとしているかどうかは、学生にとって重要なポイントになります。続いては、経営に強い大学と学生のメリットにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

教育活動力がある

教育活動力がある大学は、それだけ成長の原動力があると考えられます。教育組織や教育課程、教育手法がきちんと確立されているということは、基盤がしっかりしていると言えます。基盤がしっかりとしていれば、安定性や持続性も高くなると考えられるでしょう。

そのため、教育活動力がある大学は学生にとってのメリットも大きいと考えることができます。

学生獲得力がある

大学経営は学生がいなければ成り立ちません。オープンキャンパスにどのくらいの人が参加しているのか、入試広報や高校訪問活動にどのくらいの力を入れているのかといった点も経営に強い大学か否かを左右するポイントになります。

多くの人が興味を持ち入学したいと考える大学は、入学後の充実した教育を受けられるなどのメリットも大きいと考えられます。そのため、学生獲得力があるかどうかも確認しておいた方が良いと言えるでしょう。

経営に強い大学の場合は、そのようなイベントごとにも力を入れ、学生からの納付金を安定させるための努力を行っているのです。

大学の役割と使命について

大学には、大学ならではの役割や使命があります。最後に、大学の役割と使命について見ていきましょう。

大学の基本的な役割

大学の基本的な役割は、教育基本法第7条第1項で「学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与する」ことと定められています。

大学は、教育と研究だけではなく、社会貢献という使命も持っていることが分かります。このような役割を持っている大学は、幅広い職業人や高度専門職業人を要請する場だと言えるでしょう。

学生の自立支援もサポート

大学は、研究や教育の場でありますが、学生の自立支援もサポートしています。学生一人ひとりの個性や能力に応じて、適した職業に就けるように支援をするのです。適した職業に就くためには、職業に関する正しい知識を提供したり、適正なった職業を選択できるように相談を行ったりします。

さらに、職業指導上に必要だと考えられる情報を収集することも大学の役割の1つだと考えられています。株式会社日本大学事業部のような大学経営に関する事業は儲かるのか気になる人は多いはずです。大学経営が儲かるかどうかは、大学によって大きな差があります。

今回紹介した大学は基本的に大きな収益を得ている大学ですが、数ある大学の中には経営がうまくいっていない大学もあるでしょう。そのため、必ずしも儲かるとは言い切れません。

大学経営で儲けるためには、教育活動力や学生獲得力を高めていく必要があります。そのために努力もしなければいけないため、儲けている大学は様々な努力を行ってきたと考えられます。

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