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順通貿易はどんな会社?概要や沿革を調査してみた

※本メディアはアフィリエイト等の広告を活用して記事を掲載していることがあります。本記事は企業へ取材を依頼し、取材費または試供品等をいただき記事を掲載しています。


3PL物流事業や商品発送代行サービスなどを行っているのが順通貿易株式会社です。
主に中国との取引をメインとしていますが、どのような会社なのかわからない方もいるでしょう。
この記事では、順通貿易の会社概要や沿革を中心にご紹介します。
順通貿易の歴史と実績について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

順通貿易の会社概要

順通貿易株式会社の概要は以下のとおりです。

【順通貿易の会社概要】
社名:順通貿易株式会社
設立:2014年
社員数:90人(パート含む)
資本金:1,000万円
代表者:王 怡川
本社所在地:東京都八王子市万町914-10
倉庫所在地:神奈川県相模原市緑区大島3042-1
事務所所在地:神奈川県相模原市緑区大島2781
電話番号:042-707-2063(日本語・中国語対応)
事業概要:3PL物流事業、発送代行サービス事業、航空海運輸出代行事業、インターネット通販事業、代理購入サービス、各種EC販売企画・開発事業

順通貿易は、2014年に東京都八王子市で設立された会社です。
メイン事業は運送業となり、中国で日本の商品を販売したり、ネットショップなどもオープンしたりしています。

順通貿易の沿革

順通貿易はどのような会社なのでしょうか?
続いて、企業の沿革についてみていきましょう。

【沿革】

2014年:東京八王子市万町に会社設立
2015年:順通ネットショップ設立
2016年:中国国内に実店舗をオープンし、日本の商品を販売
2017年:順通貿易の利用ユーザー5万人達成
2019年:税関区分1認証を取得
2020年:順通貿易利用者ユーザー数10万人達成
2021年:香港に紫川生活有限公司設立
2022年:倉庫面積2,000㎡に拡大
2023年:順通貿易利用者ユーザー数20万人達成
2024年:年商50億円以上達成
2025年:相模原市優良法人200社に選出(2年連続掲載)

中国のEC市場規模は世界トップクラスであり、その規模は日本の12倍とも言われています。
国内ECだけでなく越境ECについても広く普及しており、コロナ以降は越境ECで日本の製品を求める人の割合が増加傾向となっているのです。
そのため、順通貿易は今後も利用者増が期待できるでしょう。

入社希望者について

順通貿易では、現時点で求人を募集しています。
ここでは、新卒と中途採用の詳しい求人情報をご紹介します。

【新卒情報】
職種:総合職(カスタムサポート、サービス企画、マーケティング)
仕事の概要:越境EC BtoCプラットフォーム(サイト&APP)の運営
必要なスキル:PCの基本的な操作ができる人
雇用形態:正社員(※雇用期間3ヶ月)
給与:23万円~30万円
選考フロー:書類選考、面会複数回

【中途採用】
職種:総合職(カスタムサポート、サービス企画、マーケティング)
仕事の概要:越境EC BtoCプラットフォーム(サイト&APP)の運営
必要なスキル:PCの基本的な操作ができる人
雇用形態:正社員(※雇用期間3ヶ月)
給与:25万円~30万円
選考フロー:書類選考、面会複数回

新卒と中途採用の求人を比べた結果、大きな違いはありませんでした。
ただし、新卒では上司が未経験者にも丁寧に教えると記載されているため、この業界が初めての場合でも安心できます。
中途採用に関しては、経験者を求めていることがわかりました。
続いて、順通貿易が求める人材についても見ていきましょう。

【新卒採用】
・ECサイトに興味がある方
・新しいことにチャレンジしたい方
・コミュニケーション能力がある方
・問題が起きても自分で調べて解決できる能力を持っている方

【中途採用】
・ECサイトに興味がある方
・豊富な国際物流経験がある方
・データ整理能力が高い方
・コミュニケーション能力がある方
・問題が起きても自分で調べて解決できる能力を持っている方

新卒採用と中途採用では、複数異なる条件が記載されています。
そもそも国際物流とは複数の国境を越えて貨物を輸送、保管、配送することを意味しています。
国内から海外に貨物を送り出す輸出、海外から国内に貨物を送り入れる輸入があります。
ECサイトの発展によって需要が増加している国際物流ですが、法規制の複雑さ、サプライチェーン、環境問題、テクノロジーなどの面で課題を抱えている分野でもあるのです。
特に国際物流でよくあるのが、物流過程でかわりにくくなる部分があることです。
特に現地となる海外企業とのやりとりは複雑で、書類の言語、通貨、費用計算など日本国内とでは異なる部分が多くなっています。
さらに、最近は物流コストの算出が困難であり、取引時の為替レートがどうなっていたか、物流コストにどれくらい使ったかなどの算出も難しいとされているのです。
このような場合、いかに情報を可視化できるかが解決の糸口になり、これまで培ってきた能力を活かして働くことができるでしょう。

順通貿易はなぜ税関区分1認証が受けられた?信頼度が高い理由を解説

順通貿易の沿革に注目すると、2019年に税関区分1認証取得と記載されています。
どのような理由から税関区分1認証が受けられるのでしょうか?
ここでは、その内容についてみていきましょう。

◎税関区分1認証について

税関区分では、輸出入で申告を行った際に、申告した通関業者に対して審査区分となるものが通知されます。
審査区分は1~3に分類でき、1となった場合は申請と同時に輸出入許可が出る流れです。
区分2となった場合は種類審査扱いとなり、税関では通関書類についてのチェックを受けなくてはなりません。
区分2の場合は、通関担当者に対してパッキングリストや商品説明書などの通関書類をNACCSで送信する流れです。
税関、申告書ともに問題がないと判断されれば、そのまま許可されることがほとんどです。
一方の区分3では、種類審査と貨物検査の両方が必要になり、大変面倒になるだけでなく、コストも必要になってくるでしょう。
この審査区分については、通関情報総合判定システムで審査区分が決められます。
輸送される輸出入申告などの実績、輸出入申告などに必要な審査、税関職員の入力する情報、申告誤りの実績、事後調査結果なども反映されることになります。
この内容から、いかに税関区分1認証が難しいものであり、信頼を得ていなければ獲得できないものとなります。

◎主な取引先について

税関区分1認証を受けている順通貿易は、主な取引先として日本郵便株式会社、佐川急便株式会社、ヤマト運輸株式会社、関東トナミ運輸株式会社、三起商行株式会社、株式会社ラクーンコマースなどと関係があります。
株式会社ラクーンコマースは、企業間のインフラサービスを展開している株式会社ラクーンホールディングスの100%子会社であり、海外展開のサポートも行っている会社です。
日本経済新聞社主催の「日経インターネット・アワード2000」の受賞、一般財団法人日本次世代企業普及機構主催「第2回ホワイト企業アワード」では女性活躍部門(東日本)の受賞歴があるなど、これも実績のある会社であるのは確実です。
主な取引先からもわかるように信頼されていることは明確でしょう。

まとめ

今回は、順通貿易の会社概要に加えて沿革や歴史についてご紹介してきました。
順通貿易は現在発展中の会社であり、沿革からはその築き上げていた歴史も読み取ることができます。
数々の歴史によって築き上げた信頼があり、現在は複数の会社との取引も行われています。
さらに求人情報からは外国との物流関連の仕事に興味がある方を求めているようです。
ECサイトに興味がある方や新しいことにチャレンジしたい方は、この機会に順通貿易の求人もチェックしてみてください。