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鎌倉統括院長インタビュー——PRP再生医療と美容医療の未来

※本メディアはアフィリエイト等の広告を活用して記事を掲載していることがあります。本記事は企業へ取材を依頼し、取材費または試供品等をいただき記事を掲載しています。


「美容医療は、人の人生に深く関わる仕事だと思っています」——聖心美容クリニック統括院長・鎌倉達郎先生はそう語る。

外科医としてのキャリアを経て美容医療の世界へ転身し、プレミアムPRP皮膚再生療法の確立、世界的医学誌でのベストペーパーアワード受賞、そして日本美容外科学会(JSAS)理事長としての業界活動まで、一貫して「真摯さ」を軸に歩んできた。

聖心美容クリニックが2026年に掲げた新ブランドメッセージ「人生までも、美しく。」に込めた想いとともに、その歩みと展望を聞いた。

外科医からの転身——美容医療への道

鎌倉統括院長の原点は、美容医療ではなく外科医としての歩みにある。

宮崎医科大学を卒業後、九州大学医学部附属病院などで外科医として研鑽を積んだ。

外科の現場では、組織を切り、縫い合わせ、再生させるという医療の根本に日々向き合ってきた

そこで培われた「組織そのものを治す」という発想は、後の美容医療への取り組みにも深く影響を与えている。

1995年に美容外科の世界へ転身し、2000年に聖心美容クリニックへ招聘された。

そして2004年、統括院長に就任

以来、聖心美容クリニックの診療体制・医師育成・学術活動のすべてにわたって指揮を執ってきた。

統括院長が就任後にまず取り組んだのは、診療体制の整備だった。

「患者さまのためになる医療をするには、医師が数字に縛られてはいけない」という信念のもと、売上ノルマを設けない体制を徹底

カウンセリングから施術・アフターフォローまでを一人の医師が担うワンドクター制を導入し、専門医資格保有者が90%以上という水準の維持にも力を注いできた。

こうした体制が、10年以上通い続けるリピーターを2,000名以上生み出す土台となっている。

PRPとの出会いが変えた治療の概念

プレミアムPRP皮膚再生療法との出会いは、2007年のことだった。パートナー企業からの紹介でPRPという治療法を知り、その可能性に強く引かれた。

「外科医時代から、組織を自らの力で再生させるという発想に親しんでいました。PRPはまさにその考え方と重なるものでした」。

PRP(Platelet-Rich Plasma=多血小板血漿)とは、患者自身の血液から血小板を高濃度に凝縮したものだ。

ヒアルロン酸注入のように外から物質を補充して「埋める」のではなく、患者自身の細胞の力を引き出して「再生させる」というアプローチが根本的に異なる。

聖心美容クリニックのプレミアムPRP皮膚再生療法ではさらに、FGF(線維芽細胞増殖因子)をPRPに添加した薬剤を注入する

FGFはコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の産生を促す成長因子であり、PRPとの組み合わせによってより高い再生効果が期待できると考えられている。

2008年に本格スタートし、鼻唇溝・目の下・額・手の甲など様々な部位への応用が進んだ。

効果の持続性についても、少なくとも3年以上にわたって維持されることが確認されている

「従来の注入治療とは根本的に異なる選択肢を患者さまに提供できるようになった」と振り返る。

リスクと向き合うことが、信頼を生む

しかし、治療のスタートがそのまま完成を意味するわけではなかった。

治療後に膨らみや硬さが気になる、いわゆる「しこり」のような感覚をご報告いただいたケースが治療開始当初は約3〜4%みられた。この数値をどう受け止め、どう対処したかが、聖心美容クリニックの姿勢を如実に示している。

問題が起きたとき、それを隠したり、なかったことにしたりすることが最もいけないことだと思っています。データとして向き合い、改善し続けることが医療の誠実さだと思っています」。

院内のドクターたちとのディスカッションを重ね、注入量・注入技術・症例選択など様々な要因を丁寧に検討していった。

その結果、約4年間の取り組みを経て、そうしたケースは1%未満に低減し、さらなる改良で0.5%未満という水準に到達した(当院にて術後フォローアップができている方のデータによる)。

この過程が、聖心美容クリニックに対する患者・業界からの信頼を積み上げてきた。「とことん真面目に、美容医療。」というスローガンは、こうした地道な取り組みの積み重ねの中で実体を持った言葉になっている。

世界への発信——論文とベストペーパーアワード

臨床で積み上げたデータを世界に発信することへの意欲は、早くから芽生えていた。

2013年からプレミアムPRP皮膚再生療法に関する論文の作成に着手し、2015年1月に形成外科・美容外科分野で世界的権威を持つ医学誌「PRS(Plastic and Reconstructive Surgery)」へ初投稿を行った

最初の投稿は承認されなかった。それでも粘り強く改稿を重ね、3回目の投稿で2015年4月に掲載承認を獲得した

「最初に承認されなかった時は悔しかったですが、査読者のコメントは論文を磨く上で非常に参考になりました。諦めなくてよかったと思っています」。

そして2016年、PRS誌のローリッチ編集長から「ベストペーパーアワード」受賞の知らせが届いた。美容外科領域において日本人医師がこの賞を受賞するのは初めてのことだった。

「日本の美容医療が世界に通用することを示せた、という意味で大きな喜びがありました。同時に、もっとエビデンスを積み重ねなければという責任感も強くなりました」。

美容医療の未来に向けて

現在、鎌倉統括院長は日本美容外科学会(JSAS)の理事長として、業界全体の発展に向けた活動を続けている

厚生労働省の「美容医療の適切な実施に関する検討会」にも参画し、美容医療の標準化・信頼性向上を推進している。

また2017年より横浜市立大学の臨床教授として、次世代の医師育成にも携わっている。

エビデンスの構築については、現在進行形の課題だ。

2020年の美容医療診療指針でFGF添加PRP療法が「行うことを弱く推奨しない」と評価されたことについては、「治療の有効性ではなく、国際水準のエビデンスがまだ十分でないことが背景にあると考えています。だからこそ、英文論文の執筆を継続的に行い、科学的根拠を着実に積み上げていくことが私たちの使命です」と語る

そして2026年、聖心美容クリニックは「人生までも、美しく。」という新たなブランドメッセージを掲げた。

「美しさには、その人の人生を変える力があると信じています。施術の瞬間だけでなく、その先の人生まで寄り添える医療を届けていきたい。それが私たちの新しい約束です」。

臨床・研究・教育・業界活動のすべてを通じて、聖心美容クリニックの挑戦は続く。

まとめ

外科医としての原点、PRPとの出会い、リスクへの誠実な向き合い、世界的受賞、そして業界全体への貢献——鎌倉統括院長が歩んできた道のりは、聖心美容クリニックが「とことん真面目に、美容医療。」を実践してきた歴史そのものだ。

「人生までも、美しく。」という新たな約束のもと、患者の人生に深く寄り添う医療を追求し続ける聖心美容クリニックの姿勢は、これからも変わらない。