ベンチャー企業

「ベンチャーコントロール」は何をしている会社?企業理念や事業を徹底解説!

※本メディアはアフィリエイト等の広告を活用して記事を掲載していることがあります。本記事は企業へ取材を依頼し、取材費または試供品等をいただき記事を掲載しています。


アメリカや中国など、他国と比較すると、我が国における起業、独立は遅れているという現状にあります。

近年、注目が高まっているベンチャー企業は、起業家、経営者を育てるために様々な取り組みを行っており、実際にベンチャー企業で働くことを視野に入れている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、ベンチャーコントロールの会社概要や手掛けている事業、口コミ・評判についてご紹介すると共に、日本のベンチャー支援の在り方についてもご紹介します。

こんな人におすすめ
・ベンチャーコントロールがどのような会社か知りたい人
・ベンチャー企業に勤めたい人
・起業家を志す人

起業のメリット・デメリットを知りたい方はこちら↓

 

ベンチャーコントロールとはどんな会社?


株式会社ベンチャーコントロールは、起業、独立を目指す人々を支援する会社です。ここでは、会社概要や事業内容、現在の採用情報についてご紹介します。

会社概要

・会社の基本情報
田中美孝が代表取締役を務める株式会社ベンチャーコントロールは、1996年4月22日に設立されました。本社は東京都新宿区西新宿1-5-11新宿三葉ビルにあり、都内3ヶ所、埼玉県内1ヶ所の併せて4ヶ所に事業所を設置しています。

資本金1億9,600万円で設立され、売上高は2009年3月の時点で57億8,600万円となっています。

企業理念

ベンチャーコントロールは、新たなビジネスチャンスを掴むために常に挑戦し続け、勝ち抜いていくことを目標としています。ベンチャースピリットを大切にし、チャレンジ精神を持って働くことで、成功を掴めるようになります。

目的

日本的経済構造の変革を推進するため、自分たちが持つ力を集結し、グループとして掲げている目標を達成できるよう取り組んでいます。

事業内容

企業再生、支援事業

実業家の育成と新規事業の創出を進めていくために、ベンチャーコントロールではJVA戦略やM&A戦略が行われており、これを総称してJVI事業と言います。

日本の風土に合ったベンチャー支援を行い、成功へと導く新たなスタイルを提案するのが企業再生、支援事業の取り組みです。

JVA戦略では、ベンチャーコントロールが持つ資金、人材、経営ノウハウと、新たな事業を始めたいと考える事業法人が持つ資金、事業案件を集め、新規事業の立ち上げを目指しています。

M&A戦略では、事業活性化を図るため、これまでの活動で構築された情報ネットワークを活かしながら、事業領域の拡大やスピード経営の実現を目指しています。

インキュベーション事業

ベンチャーコントロールでは、ビジネスモデルの策定・精査、資金支援、業務提携先の紹介、間接部門のアウトソーシング、案件精査、人材教育など、起業家の育成や新規事業立ち上げのために様々なサポートを行っています。

現在、インキュベーション事業は業界内でも話題になっており、企業価値を向上させるための取り組みが重視されているようです。

採用情報・育成フロー

現在、ベンチャーコントロールの採用に関する情報は公開されていませんでした。しかし、公式ホームページを見たところ、どのような育成システムを導入しているのかが見えてきました。

ビジネススキルを向上し、起業家として活躍する人材を育成するため、ベンチャーコントロールでは教育機関・ERを設置しています。

ERとは、参加条件を満たした社員のみ参加することができるビジネス学習の場です。参加のタイミングは自由であるため、ライフスタイルに合わせて無理なく取り組めるのがERの特徴です。

主に勤務時間外に行われ、自分視点と他人視点での見解のズレを防ぐために、起業する準備ができているかどうかを確認します。

また、経営者になることを考えている社員へのフォロー体制も徹底されており、CCPというプログラムが導入されています。

目標に向かって進んでいく中で、問題に直面することもあるはずです。CCPでは主に社員の精神面でのフォローを行っており、社員一人ひとりの向上心を高めるために、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。

ベンチャーコントロールは、ビジネスに関するサポートだけではなく、精神的な面からのサポートも行っていることから、社員は安心して業務に取り組んでいます。

 

社員からの口コミや評判を徹底調査!


では、実際にベンチャーコントロールで働く社員はどのように感じているのでしょうか?以下では、口コミや評判に関する情報をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

やはり、社内ベンチャーでも経営に近い距離で仕事ができるのは魅力。実績を残しそこまでの地位まで登りつめないと、ただのきつい営業職どまり。

大企業ではないが、これほどの規模で初期投資、人事権、ビジネスモデルまで任せてくれる環境はないので、経営者を志している人間で勝ち残った人間には非常にいい会社。

逆に安定を求めている人間なら入って不幸になるので入社しないほうがよい。
引用元:https://jobtalk.jp/companies/22513/answers?topic=%E4%BA%BA%E4%BA%8B

ビジネスチャンスを掴むため、常に挑戦することを大切にしているからこそ、社員一人ひとりに成長できる可能性があるのです。経営者を目指し、ビジネスについて学んでいるのであれば、向上心を高められる会社であることがわかります。

【良い点】
入社して半年間は新人研修として営業研修を行った。必要に応じて人事部がサポートしてくれた。身近に独立起業した先輩がたくさんいるので、経験談を聞いたり、相談に乗ってもらえて企業までの道のりの参考になった。

【気になること・改善したほうがいい点】
起業、独立している先輩から学ぶ以外は、ほぼ自己努力が必要。一般の会社のOJTなどは期待しない方が良い。

引用元:https://jobtalk.jp/companies/22513/answers?topic=%E4%BA%BA%E4%BA%8B

実際に起業、独立した先輩社員がいることで、良い話ばかりではなく、苦労したことや注意しなければいけないことも教わることができるなど、よりリアルな話を聞けます。ただ、どんな仕事にも自己努力は必要であることを忘れてはいけません。

 

日本のベンチャー支援の在り方


日本では、20年以上にわたりベンチャー支援が続けられていますが、十分に機能しておらず、多くの課題が残る結果となっています。支援が十分に機能していないのは、

・起業家志望層の薄さ
・ベンチャーの自立につながる施設の不在
・縦割り行政による施策の分断化
・イノベーション政策とベンチャー支援策が明確にリンクしていない

などが主な理由です。ベンチャー企業はイノベーション創出の担い手であり、ビジネスの成長を促進することで経済の活性化が期待できると言われています。

しかし、日本企業の開・廃業率は他国と比較すると低い水準であり、思うような成果が出ていません。

そこで日本は、他国で実施されているベンチャー・エコシステムに関する取り組みを参考に、エコシステムの形成を目指して、支援人材のネットワーク構築、起業応援の税制、融資制度の整備、起業家教育の促進など、様々な取り組みを実施しています。

今後、ベンチャー企業のさらなる成長を支援するため、国ではベンチャー支援の在り方について考えています。

 

こんな人に向いている


ここまで、ベンチャーコントロールが手掛けている事業や口コミ・評判、我が国におけるベンチャー支援の在り方などについてご紹介してきました。

口コミ・評判を見ると、仕事にやりがいを感じている社員も多く見られました。研修や教育制度も充実しているため、成長したいという意欲があれば目標以上の成果を得られる可能性もあります。

この記事のまとめ
・ベンチャーコントロールは未来の経営者を育てるための環境が整っている
・自己努力ができる人に向いている会社
・国ではベンチャー企業を応援するために様々な取り組みを実施している